基本のチュートリアル:
より発展的な鉄道チュートリアル:
ゲーム内チュートリアル:
Contents |
手作業での交換
下記の手順を踏むことで、指令リストを失わずに車両を交換することができる(同時に1台のみ)。下記の作業中は車庫ウィンドウを閉じないこと。
- 交換したい車両を車庫に回送する。
- 車両を売却(削除)する(列車の場合は機関車のみで良い)。
-
希望の車両または機関車を製造する。
- その際、最初に製造された車両または機関車が先ほど削除したものと同じ指令を所持する。
自動置換
自動置換により手作業で一台ずつ売却と購入を繰り返すことなく、まとまった車両をアップグレードすることが可能になる。例えば、40台のバス路線を運用していた時に新型車両が発売され、そのバスにアップグレードしたいと考えたとしよう。もし1台ずつアップグレードする場合はとてつもない手間になることが容易に想像できる。1台ずつバスに回送指示を出し、車庫で売却して新しくバスを買う。このような状況こそ自動置換の出番である。自動置換では列車のモデルの変更や貨車の変更も可能である。この機能は特に時代が進むにつれて新しく、速度の速い貨車を導入するようなNewGRF (en)で特に有用である(もし古い車両をそのまま同じモデルの車両に交換したい場合は、設定の老朽車両の自動交換を利用しよう)。
- 列車の自動置換ウィンドウにたどり着くためには置換を行いたい車両のリストを開く必要がある。下記の例では列車を利用して説明する。まずはメインメニューから社有の列車一覧をクリックして列車一覧ウィンドウを開く。
-
列車一覧ウィンドウの右下にあるリストの管理をクリックしてメニューを開き、輸送機器更新を選ぶ。
-
列車の自動置換ウィンドウが表示される。
- ウィンドウの左側は現在利用している車両の一覧で、右側はアップグレード可能な車両の一覧である。それぞれの車両をクリックすることで置換する車両を決定することができる。
- 列車をアップグレードする場合、多くの種類の列車が表示される。そこで、使用中の輸送機器の下の全ての鉄道車両をクリックすれば、鉄道車両の種類を選ぶことができる(電化車両など)。また、その右の機関車をクリックすると機関車と貨車それぞれの置換を切り替えることができる。
- 基本的には異なる種類の鉄道(例えば電化車両からモノレールなど)でのアップグレードは車庫に入った後に線路、駅、車庫の変換が必要になるため不可能である。ただし、線路(もちろん駅と車庫も)が既に電化されている場合は非電化の列車から電化車両へ自動置換することができる。
- アップグレードする車両を決定したら、置換開始をクリックすると置換が始まる。
-
すべての車両が置換されると、使用中の輸送機器に表示されている旧式の車両はグレーアウトする(以下の図でのFloss 47)。グレーアウトした車両をクリックして選択した後、置換終了をクリックすると使用中の輸送機器リストからその車両が消去される。
列車の短縮
自動置換ウィンドウの右下に列車の短縮ボタンがある。これを有効にすると、1両編成の機関車(例えばSH 8P)から2両編成の機関車(例えばSH 125)に置換する場合に、列車の長さを維持するために貨車の先頭車両が売却される。
これは列車が長くなる場合のみに動作する。つまり、2両編成の機関車から1両編成の機関車に置換する場合には働かず、1両分短くなるだけである(どの貨車を追加するかの指定ができないため)。
点検
"置換開始"をクリックすると選択された種類の車両は次の移動先に到着した後、目的地を最寄りの車庫に変更する。この場合、列車が車庫に到着したことは報告されない。
もし車両のアップグレードを行うのではなく点検をしたいのならば、先ほどの車両リストのリストの管理から回送して点検を選択すれば、列車一覧ウィンドウのすべての車両か、(作成していれば)サブグループ単位で点検することができる。
この方法は特に、設定⇒災害/事故⇒車両故障をなしに設定していて、設定⇒輸送機器⇒故障切ならば点検無効化を有効にしている場合に、車両が自動的に点検されなくなるので有用である。
車両の自動置換ウィンドウは選択された車両に応じて以下のルールに従って表示のフィルタリングがされる。
- 正しい貨物に改造できる(通常は船舶、道路車両、航空機に適用される)
- 同じインフラ上を移動できる(船舶なら水上、マグレブならマグレブ線路、道路車両なら道路、ヘリコプターならヘリパッド、など)
OpenTTD1.0以降では所持金に応じた置換のルールがある。
-
所持金が(置換金額最小額) + 2 * (新しい車両の金額)以上あること。
- 自動置換では旧式車両の売却益は考慮されない。
- 置換金額最小額は設定の"自動交換時の最小資金"と同額である。