優先権付きラウンドアバウトは車庫の建設のテクニックとラウンドアバウトを組み合わせたものである。信号を利用することで、本線を走行する列車に優先権を与える。低い場所に作られたラウンドアバウトジャンクションは10両編成の列車まで入れるように十分大きく作られている。本線からラウンドアバウトに入る列車は長い支線を通過するので、本線をブロックすることなくラウンドアバウトに入ることができる。右折する列車には停止する十分なスペースがあり、ラウンドアバウトを出る列車に干渉されても本線をブロックすることがない。

優先権付きラウンドアバウトの一部(右側通行)

上の図は直進する列車がジャンクションに対してどのように優先権を得るか、本線が空くまで合流する列車が待つ必要がある状態を示している。