- 列車の購入や改造、売却などのチュートリアルは 列車の購入を確認すること
- 機関車や貨車のリストはtrains categoryにある。
列車はOpenTTD内でおそらく最も楽しく、そして間違いなく最も一般的な輸送手段である。列車は速く、大量に、比較的安価に運用できる。
OpenTTDには5種類の列車と4種類の線路がある。
列車が人気なのはたくさんの列車を様々な目的地に向かって運行するため広大なネットワークを構築するための挑戦の楽しさのためであろう。優雅に、そして効率的な鉄道網には訓練と戦略が欠かせない。しかし上手くいった時の達成感は素晴らしいものだろう。
その努力のためには様々なツールが用意されている。例えば信号、4方向の線路、通過点そしてフレキシブルな駅(通過点とフレキシブルな駅はOpenTTDで追加された)がある。これらのツールにより駅や分岐のデザインに無限に近い可能性を生み出した。より効率的なデザインはより広い場所を必要とする。つまり、土地と輸送効率、輸送能力がトレードオフとなっており、戦略的な決定が不可欠ということだ。
OpenTTDの機関車のほとんどはTransport TycoonやDeluxeと同様、現実に存在する機関車に基づいている。温帯マップの列車の大半はイギリスの機関車のレプリカである。亜寒帯マップの車両はカナダの機関車が元であり、亜熱帯マップの車両は中央および南アメリカの車両が元である。残念ながら著作権への考慮から、ゲーム内の車両の名称はTransport TycoonとTTDXではミステリアスな名前に変更されていて、OpenTTDも踏襲している。NewGRFを利用すれば、元の名前に戻すこともできる(«Original vehicle name»というNewGRFを導入する)。
機関車と貨車のリスト
事故
列車の事故(つまり衝突)により衝突した両方の車両は破壊され、事故の起きた線路はしばらく走行不可になり、近くの駅の評価を大きく下げてしまう。事故を防ぐためには信号の設置が必要である。
列車は同様に道路車両が線路を横切ろうとした際に発生し、道路車両を破壊してしまう。一方で列車は何事もなかったかのように走り続ける。とはいえ。道路車両の事故により評価は下がってしまう。道路と線路の交差部には踏切が設置されていて列車の通行前に道路車両を停車させるが、すでに踏切内に存在する道路車両には効果がない。道路車両は列車に比べて速度が遅いので、通過に間に合わずに事故が起きてしまう。パス信号を利用すると、列車が経路を予約した際にその経路上にある踏切が閉まる。適切にパス信号を設置することにより道路車両は十分に退避する時間を得ることができる。